相棒 | 同僚、作業仲間の意味。 |
上り | 当日の荷役が終了すること。 |
あげ潮 | 満潮に向かっていること。 |
あし | 交通手段のこと、接岸した船舶においてはバス・トラックなど作業員の交通に用いる乗物をさし、錨泊した船舶においてはボート、廻船、作業員送迎専用の機船をさしこれをとくに「あし船」などと呼ぶ。 |
あたま | 作業員の人数。 |
あな | ブロークン・スペースの意。とくにハッチ・スクエアーなど貨物を満載してあってその奥にスペースがあるように見えない状態でありながらその実大きなスペースがあるような状態をさす。とくにこれを「テンプラ」と云うこともある。 |
兄弟子 | 先輩。 |
あぶれ | 日雇労働者が仕事に就けないこと。 |
あぶれ金 | 雇用調整手当の意。 |
歩み板 | 作業員が上がり下がりやはい付けの時の艀と岸壁間等に用いる渡し板。 |
あらける | 引き離す。間合いを開ける。 |
歩かせる | 箱物等の貨物を移動させる方法の一つ。箱を立てた状態で手前の左右の角2点に交互に重心をかけるようにして大きく箱を振りながら移動させる方法。 |
あんこ | 日雇港湾労働者の別称(名古屋以東:風太郎)魚の鮟鱇が語源。 |
アッパテン | 上の中甲板 |
あおかん | 野宿すること。 |
あて | ①酒の肴。②前掛(肩あて兼用) |
雨待ち | 雨天のとき雨があがるまで荷役を中止して晴れ間を待つこと。 |