手倉 | 輸出業者や輸入業者の自家倉庫のこと。 |
手配解け | 作業が配船や降両等の都合により作業半ば又は全く作業をせずに作業員を帰らすこと。 |
デレッキ | 本船の起重機。 |
天 | はいの一番上を云う。 |
てん | てんづけ。てんがけ。最初に、手はじめにの意。 |
天地無用 | 「貨物の上下を正確に置くことが必要である。」ことを表すために定められた記号。 |
てんびん | 貨物の掛け方の一種で多くは棒状の貨物に用いられる。 |
テンプラ | 一時しのぎとか、ごまかしの意。 |
デンマン | マンガン鉱石。灰白色で赤みを帯びている。 |
手配待ち | 荷役の準備をして待機すること。 |
テケツ | 名札のこと。 |
テンマ | (伝馬)子供のこと。 |
でづら | 荷役当日の作業員の「出欠状況」を調べること。 |
手 | ①あたま数と同意語。②部下労働者の意。③てなわの項参照。 |
テア | 風袋を計る。風袋重量。 |
ディープタンク | 貨物が少ない時は水(或いは油)を入れたり貨物の量に応じて調整するタンク。 |
手鉤 | 鳶口(とびぐち)の一種。荷物などを引き寄せるのに使う。貨種に応じた種類(長柄二本爪、助力、あひる鈎、棉かぎ、箱物鈎等)がある。 鈎の項参照。 |
手づかみ | 紙袋等手鉤が使用出来ない品物を手で扱う作業のこと。 |
デッキマン | ギャングのリーダーで甲板上において、船側とハッチの双方をみながら荷役の指揮をする者。 |
デッコ | 貨物を「下す」「放す」「解く」或いは「外す」こと。又はその作業を進めるときの掛け声。 |
手直し | ①貨物の積付けの状態を補正する。②貨物の補修をする。 |
てなわ | ワイヤースリング、ロープスリング、畚などのカーゴ・フックにかける部分、又は貨物を巻き上げたときの貨物からカーゴ・フックまでの部分をいう。 |
手直し会社 | 船社、ステベ、荷主などの依頼を受けて、貨物の手直し作業をする会社である。荷役作業中、貨物を動かしている限りは、各段階において多かれ少なかれ破損が生じるのが常である。その破損を修理し、中品の損耗を防止し、又は箱物の釘を打ち直したり、鉄帯を締めるなど、雑貨貨物全般にわたってその修復を行う作業を種とする会社である。業種としては「関連事業」である。 |
デイリーレポート | 荷役日報。 |
デンジャラス・カーゴー | 危険貨物。 |
手配 | 作業の手順や日程の計画を立てそれに必要な人数の配分、人員の配置および日雇労働力の調達をも含める。総合的な「荷役計画」をさして云う。 |
手配師 | 手配を職業として行う者を云う。但し手配師の手配は「日雇労働力の調達」が主たる役割である。従って、手配師は職業安定法、港湾労働法上非合法の存在である。 |