ガイ | ①舷側に張り出したデリック。 ②ゼリック又はボッキを固定又は移動させるため張ってあるロープ「とら」とも云う。 |
かこい棚 | 簡易宿泊所等の二段以上のベッドのこと。 |
ガイ引 | ①デリックを左右に動かす作業員。 ②グローブバケットを開けるためにヒモを引く作業員。 |
鈎 | 鳶口(とびぐち)の一種。荷物などを引き寄せるのに使う。貨種に応じた種類(長柄二本爪、助力、あひる鈎、棉かぎ、箱物鈎等)がある。 手鉤の項参照。 |
かき屋 | ①バラ物(穀類等)を所定の位置にカキ集める作業員。 ②又はその作業。 |
掛屋 | ①フックに貨物をかける作業員。 ②又はその作業。 |
カーゴ | 船荷、積荷、貨物。 |
肩 | ①貨物を肩にかつぐ作業員。 ②又はその作業。 |
かっち(かっちん) | カチカチに塊った血。従って赤く汚れる。 |
叺もの(かますもの) | 叺に入った品物。 |
仮置 | ①貨物を一時置くこと。定められた位置に積み付けることを「ほんづけ」というが、これに対する言葉。 ②荷役作業の途中において見本採集、マーク刷込、エフ付、看貫、検品、検才等のため又は目切れ、荷傷み等の発見により、これらの貨物を通常作業の流れを中断して別の場所に一時的に留め置くこと。 |
軽袋 | 一定の量目に足りない貨物「軽」とも云う。 |
看貫 | 台ハカリのことであるが麻袋物等を手鉤により、台バカリの上に乗せ計量する作業をさして云う。全ての品物を計量する場合「総貫」又は「総看貫」と云う。 |
かんざし | スレギの張り棒。パレットスレギの意にも使う。 |
関門 | ①港の出入口。 ②税関構内の出入口。 |
カルサイン | 汚れの著しい品物。 |
開袋作業 | ハラキリとも云う。柄の短い鎌で袋の口の縫い目を切り中の品物を出して袋は20枚を1束として結び、普通はそのまま荷主に送り返す。 |
かみかみ作業 | 食事をし乍らでも作業しなければならぬ程忙しいこと。転じて休憩も満足に出来ないこと。 |
海難品 | 火災、水濡等により著しく汚損又は変形した貨物。 |
かけこみ | 駆け込み船積み。本船が積荷役作業を打切ろうとするところへ貨物をトラックに積んでエプロンへ駆け込み船積みすることを云う。 |
看貫表 | 計量結果の記録表 |
かたこい | 荷物を担いで運ぶ。 |
カーゴプラン | 積付図。 |
海運貨物取扱業 | 乙仲業のこと。 |
鑑定事業 | 船積貨物の積付に関する証明、調査及び鑑定を行う事業。 |
カーゴレディー | 船積みすべき貨物の船積準備が完了し通関手続きも揃って、いつでも船積みできる状態となった場合のこと。 |
片検 | 船積貨物取扱業者は上屋から貨物を搬出して船に積むときはしけ運送を行う場合には、公認検数業者に委託してはしけ積の際と船側ではしけから本船に捲揚げるときの2回検数を行わせるのであるが、業者によっては、貨物の状態により上屋側ではしけ積みの際の検数を自分で行って検数業者に委託しない場合がある。この場合を片検と云う。通常は前後2回委託するので、これを両検と云う。 |
関連事業 | 港湾運送事業法第2条第3項による「港湾運送関連事業」のことで、営利を目的とするとしないとを問わず、他人の需要に応じて行う次の行為を行う事業を云う。 ①(ア)船舶に積込まれた貨物の位置の固定や積載場所の区画、船積貨物の荷造り、荷直し ①(イ)船積貨物の積込や取卸に先行し、又は、後続する船舶の清掃。 ②港湾においてする船積貨物の警備。(但し、港湾労働法の適用事業から除外) |